【きっと、うまくいく】huluのおすすめ映画レビュー【2020年6月時点】

きっと、うまくいくの画像

こんにちは、佐藤です。
huluは2014年9月から加入しており、5年以上視聴を続けています。

そんなヘビーユーザーがおすすめするhulu公開中の映画をご紹介します。

なお、記事の後半は、映画を鑑賞して私が得た考えや教訓を共有させていただきます。

今回ご紹介する映画は、『きっと、うまくいく』です。本作は2009年にインドで公開され、2010年インドアカデミー賞で16部門を受賞しました。

スティーヴン・スピルバーグをして、『3回も観るほど大好きだ』と言わしめるこの映画の日本での評価としては、YAHOO!映画の評価が5点満点中4.27点という超高評価が答えになるでしょう。

ジャンルとしてはヒューマン映画ですが、現代社会における様々なテーマを盛り込んでいます。下記がテーマ内容になります。

  • 行き過ぎた競争社会について
  • 植え付けられた固定観念
  • 知識の活用
  • 成功を追うこと、優秀さを求めること
  • 何が自分にとっての幸せか

映画はコメディタッチで進んでいきますが、演者が発する言葉の一つひとつに意味があり、重みがあります。

例えば主人公は同じ学校に通う親友に対し、教科書の定義通りにインプットし、アウトプット出来るようになることをナンセンスだと言います。
そして就職活動時期には、『機械を雇う会社ではなく、人間を雇う会社を探すべきだ』とも言っています。

それは現在私が携わっているPRAや、今後の発展が期待されるAI技術における人間の役割についても同義です。

むしろこの映画は時代を経て、更に深みを増していると言っていいでしょう。かなりおすすめの作品です。

さて、ここからはネタバレを含む、私個人の感想になります。これから視聴予定の方はご注意ください。








この映画の概略【要点のみのストーリー】

インド、超難関の理系大学であるICEに3人の学生、ランチョー、ファルハーン、ラジューが入学する。
3人の中でも、発想・発言・行動に縛られない主人公・ランチョーは、学年トップの成績でありながら様々な問題行動を起こしていく。
しかしその行動は、ICE学校の教育方法や学長の考え方について反発するものだった。
優秀なエンジニアを輩出するICE学校ではとにかく競争が激しく、試験で良い点を取るための知識のみにフォーカスしている。
ランチョーは、『成功を追いかけるのではなく、優秀さを求めよう。優秀であれば、成功は追いかけてくる』をモットーに行動し、ファルハーン、ラジューに対しても同様の言葉を言い続ける。
ファルハーン、ラジューはそれぞれ家族に対して問題を抱えていたが、それを解決してくれたランチョーに深く感銘を受け、また、様々なことを経験した2人はランチョーの言葉に理解が及び、より一層固い友情が結ばれる。
学校を卒業後、それぞれの道を進んだ3人は10年後、紆余曲折を経て再会を果たす。
それぞれが歩んだ道の結果はどうなったのか。

というのが映画『きっと、うまくいく』の大まかなストーリーです。
以下では先に触れたこの映画のテーマについて、1つずつ説明をしていきます。

行き過ぎた競争社会について

当映画は自国であるインドにおいて、学生の自殺者が世界でもトップクラスであることに触れています。要約すると以下の通りです。

  • 生涯年収が群を抜いて高いエンジニアを目指す(または周囲・家族から期待される)
  • 一流学校へ入学するために猛勉強 → 入学出来なければ自殺
  • 一流学校へ入学後、相対評価をつけられ、評価が低い人間は落第の可能性がある → 落第に悲観して自殺

学校には定員があり、入学枠に入るには他の受験生よりも試験で良い点を取るしかありません。

並大抵の努力ではありませんし、努力して入学した後も、同様に努力をしてきた同級生と更に競い合わなければなりません。

競い合うこと自体は悪くありません。それがやる気や向上心の刺激になり、一層の発展に繋がるからです。

しかし競争により精神が疲弊し、パフォーマンスも下がり、ネガティブなマインドになれば、自殺という選択肢を生み出してしまうのも事実です。

そうなる前に、自分に言い聞かせましょう。『きっと、うまくいく』と。

これは学業だけではなく、就職後も結婚後も、転職や定年後においても同様のことが言えると思います。

今現在、物事に対してネガティブになっているのであれば、一度ポジティブな考えや行動を起こすのも一つの手ですね。何かが変わるかもしれません。

植え付けられた固定観念

ICE学校の方針は、知識の習得に全てをかけることです。学長や他の教師もそのように振る舞います。その結果、一流企業への高い就職率が約束されます。

エンジニアという分野は確かに基礎知識が必要です。それが無ければコードを書くことが出来ないので、優秀な成績は優秀なエンジニアとして扱われるのも分かります。

反対に、主人公のランチョーは一貫して人間力を説きます。また、人間は自身の情熱がある分野に進むべきだとも説きます。

人間には、崩すべき固定観念と、崩すべきではない固定観念があります。

  • 崩すべき固定観念は、他人から与えられた一方的な観念です。
  • 崩すべきではない固定観念は、自分が育て上げたモラルです。

前者においては、他人の成功事例や願望、周囲に対する優位性からくるものです。肝心の当人を置き去りにしており、当人に当てはまらないことが往々にしてあります。

常に自分と向き合い、他人の言葉に疑問を持つべきです。自分にとっての正解を見つけましょう。それは崩すべきではない固定観念にも繋がります。

知識の活用

この映画の序盤で、『塩水は電気伝導率が高い』という台詞が入ります。

それを知っている主人公のランチョーは、自分の部屋のドアに上級生から新人いびりとしておしっこをかけられた時、上級生を感電させます。

このように、作中ではランチョーが知識を活用して物事を解決するシーンが何度か出てきます。

知識の具現化は問題に直面した時、人生で学んだことや経験したことがとっさに代用出来るかどうかです。

何か新しいことを学んだ時、ただ単に『なるほど』の相槌で終わらせるのではなく、『これに応用出来ないか?』を念頭に置いておくと今後の在り方が違うかもしれません。

成功を追うこと、優秀さを求めること

ランチョーは言います。『成功を追いかけるのではなく、優秀さを求めよう。優秀であれば、成功は追いかけてくる』

優秀という言葉を辞書で引くと、『非常にすぐれていること』とあります。
では、非常にすぐれるにはどうすればいいかというと、自分の長所を見つけ、磨き上げることになるでしょう。

長所を見つけるというと、どうしても就職活動や転職活動の時のことを思い出します。

私も読者の方も、一度は自分の長所について真剣に考えたことがある筈です。
可能であれば、今一度自分の長所について考えてみてはどうでしょうか。もしかしたら今後の行動が変わってくるかもしれません。

何が自分にとっての幸せか

幸せとは何でしょうか。

誰もが憧れる仕事に就くことか、年収が高い仕事に就くことか。不労取得か。美人な嫁か。

誰もが憧れる仕事に就いた人が、誰もが憧れない仕事に憧れていたらどうでしょうか。働きたいと思っている人が不労取得を手にしたら?

人間は環境とDNAによって、思考や体が違ってきます。幸せのかたちも違ってきます。

この映画のファルハーンは努力の末、超難関校に受かります。ですが、心の中で常に葛藤し続けます。即ち、本当にやりたい仕事は別にある。

写真を撮るのが好きなファルハーンは将来写真家になることを夢に見ますが、周囲、とりわけ父親には生まれた時からエンジニアになるよう言われ続けています。

最終的にはランチョーの助力により、父親を説得して写真家になります。説得をした際の言葉が以下の通りです。

『写真家になれば、僕の少ない稼ぎで買えるのは小さな家や車だろう。でも、僕はそれで幸せだ。幸せに暮らせる』

同時に、ファルハーンは両親に、老後の面倒は僕がみると約束します。自分本位な行動で選択するのではなく、きちんと説得をして生涯の仕事を得ます。

幸せのかたちは、これらの行動が全てだと思います。

最後に

私はこの映画を3回ほど観ています。その都度、得るものが違います。

まだ観ていない方も、既に観ている方も、これを機にご覧になってみてはどうでしょうか。

まだまだhuluには素晴らしい映画がありますので、まだhuluに加入していない方であれば、一緒にhuluをはじめませんか?

このレビューに対するコメントなんかも貰えたらうれしいです。

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