【2020年10月】huluでシェイプ・オブ・ウォーターを観た感想【hulu新作映画】

こんにちは、佐藤です。
今回は、2020年10月1日にhuluにて配信された映画『シェイプ・オブ・ウォーター』についてのレビューになります。

2017年に公開された映画で、第90回アカデミー賞では作品賞など4部門を受賞しています。
しかし知名度は低く、日本ではあまり話題になっておりません。映画好きなら知ってそうですが。

映画は2時間3分。ストーリーがしっかりしているため、長くは感じませんでした。

2020年10月時点でのYAHOO!映画の点数は3.63点。まあまあ高い点数と言えるでしょう。

さて、この映画を語る上でのアジェンダは以下の通りとなります。例のごとくネタバレ必至の内容になりますので、ネタバレを回避したい方は読まない方が良いです。
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  • 作品のあらすじ
  • シェイプ・オブ・ウォーターという作品について
  • 人型生物について
  • 何を美とするか

それでは早速、中身に触れていきます。

作品のあらすじ

1962年。アメリカとソ連が対立・冷戦となっていた時代。

幼少時代に声帯を傷付け、言葉を発することが出来ないイライザ(主人公女性)は、アメリカ政府の機密機関・航空宇宙研究センターで清掃員として働く。

朝は風呂に入った後、好物のゆで卵を食し、隣人の世話をして仕事場に行く。
仕事が終われば家に帰り、アイマスクをしながら就寝し、朝を迎える。

ルーティーンのような毎日を過ごしていたある日、極秘生物が職場に運ばれてくるのを目にする。

アマゾンで神と崇められていた2足歩行をする異形の生物は、人間に近いながらも全く異なった生体メカニズムをしており、今後のアメリカの宇宙研究に役立つとされた。

その生物の研究・実験が行われていたある日、イライザはその生物がいる部屋の清掃係に任命される。

イライザは、異形ではあるが不思議な魅力を持つその生物に好物の卵を与えたり、音楽を聞かせたり、心を通わせるよう試みる。

次第にイライザとその生物は言葉を発しないコミュニケーションが取れるようになり、親密になっていく。

それとは裏腹に、生物の実験・研究が上手くいかないことに気を揉む上層部は、ついにその生物の解剖実験を決意する。

その決定を知ったイライザは、その生物を秘密裏に逃がすよう決意する。そして…。

といった内容になります。

シェイプ・オブ・ウォーターという作品について

主演女優・サリー・ホーキンス、ある生物・ダグ・ジョーンズ、親友である隣人・リチャード・ジェンキンス、悪役・マイケル・コーベット・シャノン。

豪華キャストかと言われると正直そんなことはありません。
キャストのことを1人も知らない人の方が多いでしょう。

ですが、この映画はストーリーと時代背景、各キャラクターの演技が見事にマッチしており、視聴者の目を奪う作りになっています。派手さはありませんが、その中身は秀逸です。

この映画はおそらく、絵本です。それというのも、物語の中盤で主人公は親友である隣人に言います。

私は口を動かすが、言葉がしゃべれない。彼(ある生物)も口を動かすけど、言葉がしゃべれない。
私は何?
しゃべれないもの同士が運命に導かれて出会った。
彼は幸せそうに私を見る。ありのままの私を見る。私は彼を助けたい。

そう言って、解剖実験から逃れるための行動を起こします。
主人公にとって、惹かれた生物が異形であることや言葉を発せないことは重要ではありません。

声を出せないという欠落がある自分を、ありのままで見てくれることが嬉しく、この出会いを運命だと思っています。

物語の結末は映画の冒頭に繋がっており、すなわち、ハッピーエンドかどうかは視聴者に委ねる形となります。

ですが、劣等感や不幸を背負った主人公が、ある日自分を理解してくれる人(生物)と出会い、恋に落ちる。

そして常識では説明のつかない出来事が起きてストーリーが幕を閉じるという結末は、正しく絵本の物語です。

人型生物について

ある生物は、2足歩行をします。

異形ですが、人間と同じような目と耳と鼻と口があり、エラ呼吸と肺呼吸が出来ます。
コミュニケーションをとることが出来ますが、人の指を食いちぎったり、猫を食べたりします。
そして、不思議な力で傷を治したり、禿げた髪を生やしたりすることが出来ます。

作中、ある生物の生態については何一つ触れません。
ただ、アマゾンで神と崇められているとしか語られておらず、人間かどうかは不明です。

この映画を観た人たちから、ある生物について人間か人間じゃないかを問うアンケートをしたら、おそらくですが人間ではないという回答が多数を占めるでしょう。

人魚という言葉が最もふさわしいかもしれません。

ですが、ある生物の顔が人間と変わらない場合はどうでしょうか。

おそらく、アンケートは半々もしくは人間であるという回答の方が多くなるでしょう。

何を以て人間と定義づけるのか。

私はこの映画を観終わった後、この疑問について考えさせられました。

何を美とするか

ある生物について。

言葉を話せない主人公は、その姿に惹かれます。芸術家である隣人と、ある生物の逃走に助力する博士は、その姿を美しいと言います。
アマゾンでは神と崇められているため、おそらく神聖さや美しさを感じたことでしょう。しかしその他の多くの人物は、ある生物について美や好意的な感情は抱かないでしょう。

前述の人型生物についても同様ですが、何に対して人や美を定義づけるのか。

答えは、『人それぞれ』となります。

これについての異議などないでしょう。

しかし人は、もちろん私もですが、往々にしてこのことを忘れがちです。

この映画は随所にこの訴えかけをしてくるので、もし日常生活で視野が狭まっている方がいたら、この映画を機に、この点について考えては如何でしょうか。

最後に

如何でしたでしょうか。

シェイプ・オブ・ウォーターはhuluで配信されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

そして最後になりますが、私は映画が好きです。

この映画のように、フィクションでありながら現実の視野を広げてくれる働きがあるからです。

ここまで記事を読んでくださった方はどうでしょう。

現実で下がったモチベーションを上げたり、ただ単に暇つぶしでもかまいません。

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是非、映画を観て、元気になって、楽しく日々を過ごしましょう!

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